フラのノートの取り方

フラを習っていると、どうやって振りやクムの話を正確に覚えるか
いつも悩みます。以前はビデオ録画が常時OKだったのですが、昨年からは
録画禁止（月１回、指定された部分のみクムのお情けでOKに）になりました。

習いたての頃は、休憩時間にフラシスターたちとおしゃべりしたいのをガマンして、必死でノートをとっていたのですが、ビデオを使い出してからすっかりビデオに頼り、ノートのほうがおろそかになっていたので、ふたたびフラノートを作り出しました。

フラノートとは、私が勝手にそう呼んでるだけなんですが、フラの振りつけをメモする専用のノートで、Wordドキュメントに線をひいて、振りとステップを図や言葉でかけるようにしたものです。

こういうのみんなやってるんだろうなぁと思っていたら、意外にやってる人は少なく、クラスでもコピーさせてという人がいたので驚きました。さらにびっくりしたのは、似たようなフォーマットのものをネットで売ってる人がいたこと。こういうの簡単に作れるので、私のドキュメントをダウンロードして自分で使いやすいようにカスタマイズして使ってみてください。　（ほんとに簡単なものなんで、公開するのも恥ずかしい位なんですが、一応ご参考までに）

ハワイはもともと文字を書いて記録するという文化を持たなかったところですから、古来のフラを習う生徒は、クムのいうことを全身でしっかり受け止め、その場でしっかり覚え、また一度習ったことを繰り返し質問するようなことはタブー（しかも儀式で間違えると、おそろしいことになる…）だったそうです。

ビデオ録画ができなくなったことで、最初はクラスの生徒たちは、皆ひどくがっかりしていましたが、いまでは「より集中するようになった」という賛成派が大半です。ハラウによっては、クラスの時間中、ノートをとるのも禁止という厳格なところもあるようなので、うちはまだ甘いほうなのかなと思います。

ノートをとったから一安心とはいうものの、ひんぱんに復習しないと
後で何を書いたから分からなくなることもたびたびあります。念のため…。

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