踊って逃げ去る☆フラゲリラ

えーハワイレポートの途中ですが、おもしろい映像が続々、YTにアップロードされ、全国のフラ関係者の間で話題になっているので、ちょこっと紹介。

これはサンフランシスコでこの週末行われた、「Hit and Run Hula」というイベントの模様。SF各地で、ゲリラ的にライブでフラを行ったもので、もう大騒ぎですよ、皆さん。


これを企画したのは、西海岸では異色ハーラウとして知られている、パトリック・マクアカーネ率いる、ナー・レイ・フル・イ・カ・ヴェーキウ。もうやってくれましたーって感じ。

この動画で撮影地は、SFのゲイエリア、カストロストリートなんですが、真ん中でノリノリで踊っている背が高いキンパツ姉ちゃん(!?)が、ハーラウのクム、パトリック・マクアカーネです。


こちらはマックストア
踊り終わった途端、逃げさる(!)のがなんともいえません。


こちらはゴールデンゲートパーク
http://www.youtube.com/watch?v=PW0_YiA_XzU

このハーラウ、芸域が広いことでも知られていて、本格的なカヒコから、ポップス系、テクノ系な音楽(クムの副業がDJなんで…)でのフラもやるし、とにかくクムがかなり自由な発想を持った人なのです。アメリカ本土のハーラウでおそらく唯一、本格的なシアターで定期的に一般オーディエンス向けの公演活動を行っているパフォーマンスグループとしての一面も持っています。


それにしても場所によっては、え?本当にここで踊ってだいじょうぶ?と思うようなロケ地もあったのですが、実はこの企画、ちゃんとSFの芸術支援団体から依頼を受けて行った、正式な野外でのアート活動なので、大丈夫なよう。


ちなみに以前も紹介したことがありますがパトリック・マクアカーネは奇抜な発想で有名ですが、ベースにあるのは、ジョン・ケオラ・レイク、ロバート・カジメロ、マエ・クライン(クムフラとしてウニキ)などから受け継いだハワイのフラ。そういうしっかりしたベースを持ちつつ、おそらくハワイでやったらブーイングの対象になりそうな新しいことにもチャレンジし、なおかつ高い評価を受けることができるのは、やっぱりサンフランシスコという土地柄でしょうか。

コンファレンス第2日目(火曜日)

コンファレンスの日程のうち、月&水はレクチャーやフラの室内でのクラス、そして火&木は「フアカイ(旅)」の日です。


私が選んだのは、個人ではなかなか行けなさそうなところということで、少々ハードなハイキングが組み込まれた森へ入っていくクラス。前回のマウイ同様、「Malama 'Aina(マーラマ・アーイナ=大地を守る・慈しむ)」という、ただハワイで何かを習ってくるだけでなく、その土地への恩返しとして掃除や、環境保護のための何かをするというボランティアが含まれたコース。
期待満々で、朝から蚊よけスプレーをがんがん塗り(蚊アレルギーで人より刺されやすく、一度刺されると強烈な反応が出る特殊体質です・泣)、日焼け止め、ビニールポンチョも用意して、カメハメハスクールの可愛い黄色いバスに乗り込み、気分は遠足!だったのですが…。


なんと現地、ワアヒラ・リッジ(Wa'ahila Ridge)についた後、「前日雨が降ったから今日はハイキングは中止」と知らされガッカリ。後から小学生のサマーキャンプのグループがやってきて、彼らは意気揚々とハイキングをしにいったので、「えーなんで?」と思うものの、主催者側が決めたことなので仕方がありません。(後で調べたら、このハイキングコースは、さほど大変ではないようなので、いつか再チャレンジしてみたいと思います)


ハイキングはなくなったものの、マーノアやパーロロなどその周辺にまつわる伝説、カハラオプナやテゥアヒネなどについての話を聞くことができました(この話は超長くなるので割愛)。また、このコースを選択した時は気がつかなかったのですが、引率してくれたのは、Halau ka pa hula o kauanoe o Wa'ahila。このハーラウ名にピーンと来た方、あなたは立派なフラおタクです(笑)。そう、あのメリア・ローベンスタイン・カーターのハーラウのメンバーがお話をしてくれたのです。


雨でハイキングが中止になったせいで、ランチを食べても12時解散と、なんと予定の4時半よりずーっと早くに終了してしまったフアカイですが、おかげで午後はちょっとした用事を済ませたり、フアカイで一緒になった方たちとシェイブアイス@ワイオラしたり、なかなか良い1日でした。

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と、ここで終わってしまいそうな感じですが、実はこの日の夜がすごい!
今夜は、チャイナタウン近くにある老舗劇場、ハワイシアターで、フラの特別公演が行われる日なのです。
フアカイが早く終わったおかげで、ハワイシアターに早く入ることが出来、なかなか良い席をゲット。


この日はオアフを代表するさまざまなハーラウが数曲ずつ踊った他、一番の見ものは各ハーラウのクム自身がソロで踊る時間を持ったこと。マープアナ・デ・シルヴァのイリイリを使ったフラノホ。ヴィッキー・ホルト・タカミネと息子のジェフリーのデュエット、スノーバード・ベントのカヒコなども素晴らしかったのですが、私にとってのハイライトは、間近で見た、サニー・チンのソロ。もう息をするのを忘れるくらいみとれてしまいました。あの美しさ、これまで見たすべてのフラ(男女問わず)の中で、最も印象的でした。
どうしたわけだか、私の中でこれまでそれほどサニー・チンに注目して来ず、LAで彼のワークショップをとる機会があってもとらなかったのですが、これからは心を入れ替えて!?フォローしていきたいと思います。

この日の公演、DVD発売されないでしょうか?たった一夜の幻の公演といっていいほど、すごい人たちが終結し、オアフのフラのプライドをしっかり見せてくれた素晴らしいイベントでした。(しかも無料!これはこのカンファレンスの参加者にとって、なによりのインスピレーションの源になったと思います)


そうそう、最後になりましたが、この日もう1つ感銘を受けたのは、昼間、フアカイのためのバス整理係りをしていた男の子や、売店でTシャツを売っていた女の子、食事を配ってくれた女の子など、このフラ・カンファレンスのあちこちでボランティアをしていた子たちが、夜はハワイシアターでオアフのハーラウの一員として踊っていたこと。


最初は、カメハメハスクールの学生たちがボランティアをしているのかな?と思っていたのですが、スタッフの人に聞いたら、このイベントでボランティアをしているのは、オアフのハーラウに所属するフラダンサーたちで、このカンファレンスに協賛しているクムから、ボランティアの呼びかけがあったそう。中には、わざわざ仕事を休み、ボランティアとして働くためだけに参加してくれたダンサーの方もいました。そもそもこのワールド・カンファレンス・オン・フラは、営利目的のワークショップではなく、さまざまな団体からの後援と、そしてボランティアの無償のハードワーク、そしてフラを中心としたハワイ文化の継承者たちが、皆、手弁当で作り上げたものなのです。だからこそ、バス、食事、スナック、コンサート、参加記念グッズなどもすべて含めて、5日間の充実したワークショップが、たったの275ドルで実現できたのです。これだけのものを作り上げるのに、どれだけの時間が費やされ、どれだけの人が関わったかと思うと、本当に頭が下がる思いです。

コンファレンス第一日目(月曜日)


今週から超ハードスケジュールでコンファレンスがスタートです。
なにがハードかというと、朝は7時15分から、4時半まで、ランチの1時間半をのぞいて、クラスがあり、その後は夕方6時半頃から夜9時まで毎日パフォーマンス見学の予定が組まれているからで、すべてが終了して、家にたどりつくと、もう夜10時過ぎ。今回は、カイルアのバケーションレンタルを5人で借りているので、キッチンがついていたり、洗濯&乾燥機がついているのはありがたいのですが、家についてシャワーを交代であびていると、もうあっという間に深夜12時過ぎになってしまいます。


朝7時15分からは、サニー・チンによるハキキノ(フラのベーシックステップやストレッチでウォーミングアップ)と金曜日のクロージングセレモニーに向けての練習で、「He Ola(ヘ・オラ)」という、曲を習いました。この曲は、有名な古典の1つである、アウアイア('Au'a 'Ia)に似ているので、振りを覚えるのは楽だったのですが、踊りと一緒に唱えるチャントがよく聞き取れず苦労しました。この後、マヌ・ボイド、ロノ・パディラ、タウポウリ・タンガロの3人がオープニングのオリをし(この時フラッシュをたいて写真をとっている人が多く…。)、主催者である、ホークーラニ・ホルト・パディラ、プアラニ・カナカオレ、レイナーアラ・カラマ・ハイネが挨拶をしました。


10時になり、いよいよクラス開始。初日の私のクラスは、1つ目はホークーラニ・ホルト・パディラ(マウイのクムで今回のカンファレンスの主催者の一人)の年の離れた妹、ウララニの「森」についての講義。チャントを通して、なぜハワイアンにとって森が神聖なものなのか、ラカとは…についてのレクチャーです。4年前は、フラのクラスをたくさんとっていたのですが、今回のカンファレンスではフラのクラスは極力とらないようにしました。というのは、フラのクラスは普段学ぶことができない高名なクムに出会い、話を聞くことができる良いチャンスなのですが、フラのワークだとどうしても振りを覚えるのが中心になってしまうので、今回はそれ以外の文化や精神的なものを学びたかったからです。といっても、前回マウイで教えを受けた中には、その後亡くなってしまったジョン・ケオラ・レイクさんのような方もいらっしゃるので、彼の叩くパフドラムでフラパフを教えていただけたのは、今となっては貴重な経験です。


ランチをはさんで2つ目は、私が今回とる唯一のフラのクラス、ケアリイ・レイシェルのアウアナ「Mele a ka pu'uwai」(メレ・ア・カ・プウワイって日本のCDでは書いてあるけれど、ハワイでの一般亭な読み方はメレ・ア・カ・プウヴァイだと思う)です。このブログを以前から読んでくださっている方はご存知と思いますが、(私はご本人に会った時は写真もサインも頼まないし、猫をかぶってごく普通のおとなし〜い生徒を装っていますが)実はめちゃめちゃ大ファンで、このクラスは今回一番楽しみにしていたクラスの1つです。ケアリイのクラスはやっぱり人気が高く、会場は広い体育館、ケアヴェ・ジム↓で、参加者も100名以上。

まずは曲説明から。
この曲を作ったのは、ブランドン・イリアヒ・パレデス(Brandon `Iliahi Paredes)さんで現在は独立して元ケアリイのハーラウにいたジョイ(ハウナニ)さんと一緒にハーラウ、Halau Kekuaokala`au`ala`iliahiをマウイで開いている人ですが、彼がUH(ハワイ大学)のロースクールの生徒だった時に、お世話になった恩師、Joanne Punuさんのために書いた曲です。1番、2番と、歌詞の説明があり、ハワイ語の比喩も解説してくれたことで、よりこの曲の美しさが伝わってきます。歌詞を知らないとラブソング?と思ってしまうかもしれませんが、そんなわけでこれはお世話になった恩師に向けた、いわば「贈る言葉」のような感謝の気持を込めた曲です。


私が普段行っているハーラウのスタイルは、いわゆる3カウントカホロで、タップがないのが特徴ですが、ケアリイいわく「振りは忘れてしまうかもしれないけれど、こういうワークショップに参加することの意義の1つは、それぞれのハーラウのベーシックの違いを学ぶことでもある。だから、できるだけヘノ(アラカイとしてケアリイとステージに立った、2009ミスアロハフラのダンサー)のステップをまねして」というので、久々にタップにチャレンジ。それぞれの振りは、そのハーラウのベーシックスタイルを基盤にして作られたものなので、それをしっかり取り込んでいないと、本来の美しさが出ないのはよく分かっているんですが、タップ、む、むずかしい…


それにしても目の前で見る、ミスアロハフラのフラは、やっぱり本当に素敵です。普通はあれだけ体が大きいと、体重に見合った筋肉がついてない限り、動きがにぶかったり、なめらかに踊れなかったりすると思うのですが、小さい頃からフラをやっているヘノはフラ筋がしっかりしているから(そのせいでももがパンパンでジーンズがはけないと本人談)、インナーマッスルをしっかり使うスローな動きでも、よどみのない流れるような動きができるのではないでしょうか。


以前、ハーラウ・イ・カ・ヴェーキウやカウマカイヴァ・カナカオレのアウアナのクラスをとった時は、あまりに動きのパターンが違い、それでかなりとまどったのですが、「Mele a ka pu'uwai」はクラシックなモーションも多く、うちのハーラウとどこか似たところもあるようで、違和感がなかったのが、ちょっと自分でもびっくりしました。


予定では、1時半から4時半までみっちり3時間習える予定だったのですが、カメハメハスクール側の都合で4時までに短縮されてしまい、最後かなり「巻き」が入っていたのですが、踊っていて「楽しい〜!」と思えるクラスでした。


ちなみに今回ケアリイはちょっとこんな一言をいっていました。
「今回僕は、クムとしてここにきているので写真は遠慮してください。ミュージシャンとしてのケアリイ・レイシェルはもう少し愛想がいいけれど、今ここにいるのはクムのケアリイ・レイシェルであり、クムとしての僕は愛想があんまりよくありません。ここに来ている目的は、フラの文化の継承に役立ちたいからで、そのことを分かってください」
(録音とかとっていないので、こんなニュアンスということで)

後で他のフラシスターに聞いた話によると、ケアリイが構内を歩いていたら、日本人のファンに何度も取り囲まれ、そのたびに写真を断っていたそうです。ミュージシャンとしてはトップクラスですが、ケアリイはハワイのフラ界では、まだまだ中堅といった存在で、他にももっと高名な超大御所のクムが大勢きている中、自分一人、ファンにとりかこまれたりするのはバツが悪いというのも理由の1つかもしれません。そして、そもそも、ハワイでは「クム」にサインや写真をねだるという習慣があまりなく、そういうミーハーな行動はつつしむべきという雰囲気もあります。ちなみに同じ頃、ワイキキを歩いているケアリイにばったり会った知人は、ちゃっかりサインも写真もすんなりOKだったそうで、やっぱり場所によって、ということでしょうか。


曲はこれ

オープニングセレモニー

aloha_mode2009-07-28



フラコンファレンス、もう毎日が怒涛のような勢いで過ぎて行きます。
今回泊まっているのが、なぜかカイルアなので、毎日通うのも大変。

先週水曜にきて、木、金、土はレイメイキング。これまで作ったことがない、さまざまなタイプのレイを作ることができて、とっても内容の濃いクラスでした。


土曜の午後は、オープニングセレモニーのリハーサル。
今回のカンファレンス参加者1,100人のうち、おそらく200人くらいが参加しオーラパとして踊りました。これは伝統に基づいた儀式で、主催者側のクムから約9ヶ月くらい前にセレモニーに使う曲を教えてもらい、練習します。

ハワイはもとより、アメリカ各地にちらばるハーラウがそれぞれ各自で練習し、リハーサルするのは、前日の数時間のみなので、合わせるのが大変。そして、グループによっては、オリも口パクの人がいたり、明らかに振り付けを覚えていない人がいたりで、これにはクムたちも一言言わずにいられなかったらしく、「自分で踊れていないと思う人は参加しなくて良いです。全体にとってマイナスです。無理して参加する必要はありません」と厳しい一言。そのせいか、翌日の本番では、数列分人が減っていました。


ここで踊るフラは、楽しむために踊るフラやコンペティションのためのフラとは大きく意味が異なり、とても神聖なもの。日本でいえば、神に奉納するお神楽のようなものです。この時着る衣装なども事前にいろいろ注意事項があるのですが、このことを知らなかったハーラウがいくつかあったようで、タブーとされていたことをしていたハーラウがちらほら。
それでも、儀式はとどこおりなく終了し、ホークーラニの「Now Conference is Open」の一言で、ついに正式にコンファレンスがスタートしました。


月曜は…(続きはまた明日?)

フラコンファレンス-1- Na Ponohula

フラコンファレンスの前半、Na ponohula(フラにまつわるもの=楽器やレイなどを作るクラス)に参加してます。私がとっているのはレイメイキングのクラスで、先生は、地元のコンペ、エ・フラ・マウのレイ審査員としてもおなじみのマスター・レイ・メイカー、Bill char。昨年のエ・フラ・マウの時に受けたレイのワークショップで初めて彼に習い、今回は二度目ですが、その内容の濃さといったら!

2日半のプログラムのうち、初日は雨の降る中、とある山へハイキング。翌日のワークショップで使う植物をとってきました(先生は植物を採取したり、グループを引率するためのパーミットを持っているので大丈夫ですが、一般の人が州や市の管理下にある場所で植物を勝手にとることはできません)。

このハイキングがつらかった〜!山あり谷ありで、のぼったりおりたり、転んだり。前日も雨が降り、この日も何度も雨にふられたため、泥だらけの道を進むこと1時間半。ようやく目指す場所に到達し、小雨がふる中、レフアの林に入り、生い茂る植物をかきわけ、自然の花を必要なだけピックします。

もし個人で行っていたら、絶対途中で引き返していたであろう悪天下でしたが、ベテラン指導者のもと、グループで行けたからこそ、最後は皆おもいおもいの植物を手にし、再び泥だらけになりながら無事帰って来れました。

Ka 'aha Hula 'o Halauaola

aloha_mode2009-07-20

(カ・アハ・フラ・オ・ハーラウアオラ)

ワイ島ヒロでスタートし、以後4年に1度開催されているWorld Conference on Hula (ワールド カンファレンス オン フラ)に参加するため、もうすぐハワイに出発します。


前回は、2005年にマウイで開催され、3度目となる今年はオアフ島はカメハメハスクール内での開催。


今年はいろいろあって、行こうかどうしようかかなり悩んだ末、4年に1回だもの!と思い切って参加することに。

フラにもいろいろ思うことあって、習い始めた頃のような、がむしゃら感は消え、今はこれでいいのか?と思いつつも、ゆるゆるやってます。


ただ私にとって、2005年のHalauaolaで受けた衝撃はとても大きなもので、「すべての知識の源となる、ハワイ語、絶対勉強しなきゃ」という決意は、ちゃんとこの4年の間に実行できました。


まだまだ初心者だけれど、4年前とは比較にならないくらい、ハワイ語に親しむことができ、また何人かの先生にも恵まれ、それがまた次の縁につながったりと、フラ以外のところでの新たな出会いもありました。

絶対次も行こう!と決心していても、それを実行にうつす事はなかなか難しいことです。
「万障繰り合わせて」という言葉がありますが、どこか1つ歯車が狂っても、予定が崩れてしまうこともあります。良かった!という気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいです。


ところで…
これを読んでくださっている方の中で、日本から参加される方はいらっしゃいますか?
前回は、日本の著名な方々(サンディさん他)、または大規模な教室主催のツアーで来られたグループの方たち、あとは個人で教室を開いている若い指導者の方など、はっきりいって先生&アラカイクラスの方々が多かったのですが、今回はオアフ島で開催ということもあるのか、日本から個人で来られる方も増えるかな?と思っているのですが…どうでしょう。

追記:

この時期、オアフ島にいる方へ

7月28日(火曜)、夜7時からダウンタウンのハワイシアターで、「O KA `ILIMA:O`ahu: The Gathering Place」という、フラとチャント、そして音楽のコラボレーションの公演があります。


総勢100人以上の異なるハーラウのフラダンサーが登場し、ロバート・カジメロ&マイケル・ピリ・パン指揮のもと、1つの壮大な舞台を作り上げます。


出演クムフラは、スノーバード・ベント、メアリア・カーター、サニー・チン、レイナーアラ・カラマ・カイネ、マープアナ・デ・シルヴァなど早々たる面々。たった一晩のために、これだけのスタッフが終結した超必見のステージとなるのは間違いありません。ただし、これはもともとフラ・カンファレンス参加者のためのものなので、一般は公演15分前頃から、もし座席に余裕があれば入場できるというものですので、もし行ってみて席がなかったらごめんなさい(ただし無料ですのでダメもとでどうぞ)。


このあと7月31日(金)は、「KEAOMELEMELE」という公演が7時半からあります。こちらはオアフ島の女神、ケアオメレメレの伝説をベースにしたステージで、レイナーアラ・カラマ・カイネ、スノーバード・ベント、ロバート・カジメロのハーラウのメンバーが参加します。こちらの公演のほうは、カンファレンス参加者は木曜日が指定日となっているため、金曜日は一般公演となりますので、カンファレンス参加者でなくても、十分チケットがとれると思います(オンラインでチケットが購入できます。18ドル・23ドル)。


memo:
http://the.honoluluadvertiser.com/article/2005/Jul/19/il/507190301.html

ビル・タピア氏に遭遇!


今習っているハワイ語クラスのメンバー主催によるルーアウ(lūʻau)に行ったら、なんとすごい人が招待客の一人として来ていてびっくり!それは知る人ぞ知る、伝説のミュージシャン、ビル・タピア氏。

彼はハワイ出身のウクレレジャズミュージシャンで、90歳を超えてなお、現役で活動しているっていうのは数年前にどこかで聞いて知っていたんだけれど、今日あらためてお聞きしたら、なんと今(2009年6月現在)、御年101歳。


とっても若々しく、お洒落なので、外見だけでは80代になったばかりくらいにしかみえません。
少し耳が遠い以外は頭の回転も速く、にこにこしながら子供にウクレレを教えていました。

私が日本人だというと、「おー来月日本にはじめて行くんだよ」というので、またびっくり。101歳の日本初来日は、彼のファンだというサザンオールスターズのベーシスト、関口和之さんがわざわざLAまでやってきて実現したそう。


ちなみに今日のルーアウの主催者は、タピア氏のウクレレの教え子で、ウクレレコレクター。ものすごい価値があるらしい、幻の名器、ライマナ(Lymana)の美しいウクレレ数本も見せていただきました。(カマカとかはさすがに名前くらいは知っているんだけれど、ライマナはあまりにレアすぎて知りませんでした)


というわけで、家に帰ってきてググったら、ちゃーんとライブ告知ページが設置されているので、紹介させていただきます。



http://www.flying-colors.jp/bill/

ビル・タピア日本初来日ツアー

ライブ日程(詳細は上記ツアー公式サイトをご覧ください)
7月26日(日) 大阪公演 JAZZ  ON  TOP
7月27日(月) 名古屋公演 Doxy
7月28日(火) 大阪公演 RAIN DOGS
8月3日(月)東京目黒公演 ブルースアレイジャパン
8月5日(水)横浜公演 Motion Blue YOKOHAMA
8月9日(日)東京渋谷公演 JZ Brat