ロパカのニューアルバム



ロパカこと、カウマカイヴァ・カナカオレ(Lopaka Kaumakaiwa Kanakaole)の3作目のアルバム「カウマカイヴァ」がついにリリースされました。ハーラウ・オ・ケクヒ伝統のチャントが聞ける古典テイストの作品から、今年26歳の彼らしい新感覚のコンテンポラリー作品まで、今回も期待にたがわぬ力作揃い。毎回、2,3曲聴いた瞬間から、これでフラを踊りたい〜!と思うようなフラにぴったりな曲があるのですが(10曲目の「Lani Kau Keha」など)、今回も早ければ来年、もしくは再来年のメリーモナークで踊る人(どちらかというとソロ向きなので)がいるのでは?それにしても子供の時からチャントで鍛えた伸びやかな歌唱力、見事です。


ディスコグラフィー
Ha'i Kupuna(2003)
Welo(2005)
Kaumakaiwa(2008)


●プロフィール

母はケクヒ・カナヘレ、祖母はハワイ島を代表する名門ハーラウ、ハーラウ・オ・ケクヒのクムフラの一人、プアラニ・カナカオレ、曾祖母は伝説のクムフラであり、メリーモナークフェスティバルの会場名にもなっている、イーディス・カナカオレというフラ界の超名門生まれ。ちなみにシグ・ゼーンも親戚(イーディスの娘であり、ハーラウのもう一人のクムフラ、ナーラニ・カナカオレが妻)。日本での知名度は低いけれど、ハーラウの重要人物で、ハワイアンカルチャーの教育者として知られる、タウポウリ・タンガロが父。(別名:カイポ・フリアス。ハワイコミュニティカレッジでウヌクプクプというグループを指導し、各地で公演を行っている)