プライスアジャストメント


最近、念願のガーデンファニチャーを購入しました。
広くてきれいとはいえませんが、とりあえず庭があり、
家具をおけるようなコンクリート敷きの場所もあるので、
いつかここに木のテーブルや椅子をおいて、休日の朝
はパンケーキを食べたり、午後はレモネードを飲みながら
読書したりしたいなーと思っていたので、
まさに念願の買い物だったのです。

こういった家具のセットは、テーブル、椅子、
アンブレラなど一式でだいたい1500ドル以上のものが
多かったので、なかなか手が出なかったのですが、今回
無印良品な雑貨がたくさんある、Cost Plus World Marketという
お店で、ほぼ半額なのに、わりにしっかりした作りの品を発見!
それで急遽購入しました。

さて、商品到着し、組み立ても終わり、表面にウォータープルーフ
のコーティングも自分たちで塗って、さぁいざ使おうと思った頃、
ふとアンブレラ用のポスト(傘を立てる台)を買い忘れたことに
気づき、値段はいくらくらいだろうか?と思い、ショップのサイト
をのぞいてみました。

で、驚いたのが、なんとわずか数週間前に購入した品すべてが、
20%以上も割引になってること。購入価格の合計と比べると、
100ドル近く差額があります。
やられた!と思ったのですが、ここで思い出したのは、以前耳に
したことのある、「プライスアジャストメント」について。

消費者の権利が強いアメリカでは、購入後にバーゲンが行われた
場合、一定期間内であれば、差額を返金もしくはストアクレジット
として返してくれる制度があるのです。
これは、法律ではなく、各店のストアポリシーによって返してくれる
場合と、そうでない場合があるのですが、大手の店ほど
「プライスアジャストメント」を行ってくれる場合が多いようです。

最初このことを知った時は、え〜!と驚いたのですが、
「客が商品Aを購入し、1週間後に同じ商品Bが半額になった場合、
商品Bを再度購入した後に商品Aを返却し、もともと支払ったお金
を返してもらえば、差額が戻ってきたのと同じになる。でも、ほとん
どの店はこれを説明すれば、返金処理が面倒だから、商品Aの
レシートを持っていくだけで、差額を返してくれるはず」と、
知り合いに説明され、非常に納得したのでした。

で、事実、店に電話をかけてみると、あっさり100ドル返金
してくれることに。
「プライスアジャストメント」を知ってると、知らないのとでは、
大違いです。ぜひお試しを!
(ちなみにすべての店、品物がこううまくいくわけではありません。
ものは試しということで、頭の片隅に覚えておくのがいいでしょう)