ようやく産休


ようやく産休

妊娠30週で、ようやく産休に入ることになりました。
私は男女ミックスの双子妊娠なので、通常20週くらいで
産休宣言がでるのですが、なんとかダマシダマシ、ここまで
働きました。というのは、ダンナの保険(カイザー)より、私の会社の保険
(ブルークロスPPO)の方が良かったので、
今通っている双子専門の医者に通いつづける
ためには、なるべくギリギリまで仕事を続けた方が医療費負担が
少ないという、台所事情もあったからです。
(会社の団体保険で加入すれば、月2人で300ドル程度ですが、自費加入
すると、月1200ドル以上。3ヶ月以上仕事を休むと、自動的に
COBRAという自費加入扱いになり、かなりの負担額になります)

それにしても、妊娠が発覚してからの、日米の対応の違いに驚きました。
私の仕事は、日本支社とアメリカ本社とのコーディネート業務が主
なのですが、日本の人に「妊娠した」と報告すると、みな一様に
「仕事やめるの?いつまで続けるの?」という反応が多かったのですが
アメリカでは、妊娠しても仕事を辞める人が少ないせいか、この手の
質問はほとんどなかったです。

日本では、妊娠発覚と同時に退社する人が多いせいでしょうか。
日本の妊娠雑誌を読んでいると、皆あまりにも妊娠にデリケートに
なりすぎていて、旅行はもちろん、車に乗るのさえ控える人が多く
感覚の違いにびっくりします。
アメリカでは、ギリギリまで働き、産休に入った翌週に産んじゃう人も
多いです。(私の知ってる限りで、3人くらいこういうツワモノがいます)
とはいえ、実際に妊娠してみると、流産だけは絶対に避けたいというのは
妊婦共通の最大の思いなので、神経質になる人の気持ちもわかります。

でもアメリカでは、車に乗らないとどこへも行けないというのが実情なので
38週くらいまで、皆自分で運転しているようです。

私は20週くらいの時に日本に行きましたが、電車と人ごみが恐怖でした。
それと比べると、自分で車を運転するほうがよっぽど安全な気がします。
また、カリフォルニアは禁煙州なので、タバコの煙にふれる機会が
少ないのも、良かったです。(日本だと、妊婦はもちろん赤ちゃんの周りでも、
皆無神経に吸うので、とても腹が立ちました)

妊娠30週の今、双子のうち、男児は右側、女児は左側に立て向きに
入っており、上下左右あちこちで胎動が感じられます。
通常は、お腹の下の方だけで感じるものらしいのですが、私の場合は
胃の真上に足があるらしく、しょっちゅう胃をけとばされます。
体重は15キロ以上増加し、もとの体に戻れるか非常に心配です。