アタマの固い日本が変わりつつある?


最近の驚いたニュースといえば、日本で「戸籍の性別の変更が可能」になったという話。

衣服、化粧や性転換手術によって、外見や体を変えることができても、パスポートや免許証、住民票ではもとの性のままということが、これまで性同一性障害者の人にとって、大きな悩みだったそうだけれど、それが今回変更可能になるということは、いまだ夫婦別姓さえ許されていない、アタマの固い日本とは思えない英断だと思う。

ちなみに夫婦別姓といえば、ウチも夫婦別姓です。ダンナと国際結婚した時に、私の苗字をダンナのものにするよう届けを出しておけば変えることができたらしいのですが、ついうっかりそれを忘れてしまったため、別姓に。

で、なんともし今後それを変えたいのであれば、日本の家庭裁判所に出廷しなくちゃならない羽目に。
国際結婚の場合、日本の役所に届けは出してない人も多いようですが、私の場合は将来家族で日本に住む可能性もあるので、結婚したという届を出してますが、こうするとどうなるかというと、「○山○子 アメリカ人○と結婚し、○家から除籍」という項目が私の戸籍に付け足され、ただこれまで入っていた親の戸籍から抜けるだけで、苗字はそのままなんです。で、この場合、子供を産むとどうなるかというと、外国に住んでいる場合は60日以内だかに届を出すと、子供の日本国籍を取得できるのですが、苗字は母親の「○山」のままになってしまうと、そういうわけです。

なので、将来本格的に日本に住むことになったら、家庭裁判所にいくしかないけれど、アメリカはこんな妙な戸籍というシステムがないため、夫婦別姓でも子供の苗字は、夫、妻のいずれか好きな方にできます。また、私がもし苗字を変えたければ、免許、ソーシャルセキュリティなど、「変えます」と届を出せばそれで完了。でも変える時には、ぜひいっきに変えたいので(現在家の名義、クレジットカード、ローンなどすべて旧姓のままなので)、いつかヒマがあったらやろうと思いつつ、そのままにしています。