アメリカンアイドルに見る、アメリカの国民性


最近アメリカンアイドルという素人
オーディション番組に
はまってます。
審査員の前でアカペラで歌を
歌うのですが、10人のうち、まともなのは
1人いるかいないか。

でも、これを見ていて、私がすごいなと
思うのは、アメリカ人って、
ケチョンケチョンにけなされても
皆、I can sing, I know I am goodという
態度をくずさないこと。

「ボーカルレッスンは金のムダだから
今すぐ辞めなさい。こんなにひどい歌
聞いたことない」と、歯に絹きせぬ
審査員の毒舌ぶりも、この番組の
ウリなのですが、皆一般人のくせに
なんでここまで自信過剰なの?
というくらい、自信を持っている。

審査員に「あんたの耳は節穴よ。
いつか絶対後悔するね」と、堂々と
言い放つシロートさんが後を絶たない。
4文字言葉を投げつけて、会場を
後にする人も多い。

同じコンセプトの番組を日本でやったとしても
こうはならないだろうなーと思う。
一言二言言い返す人はいても、
下手だといわれたら、落ちこんだり、
すごすご引き下がるタイプの
人が日本人には多い気がする。

というわけで、アメリカには
自分は歌手になれると信じて疑わない
ジャイアンがたくさんいる。
この「自分は絶対正しい」というメンタリティ
こそ、アメリカの特徴だ〜と思ったりして。