電話インタビュー


先日、新しい会社の電話インタビューがありました。
2日にテンプスタッフレイオフがあった夜、
けっこう私はビビッてしまい、その夜前々から
友達に「ここで働けば?」と薦められていた、とある企業に
レジュメを送付してみたのです。
で、なんと送った翌日、さっそく電話があったのです。
何度がすれ違いがあった後、ようやく今朝時間を決めて
HR担当と、担当部署のマネージャーと30分ずつ
インタビュー。1年かそこら前までは、英語でのコミュニケーション
にいちいちドキドキし、ミーティングでも沈黙していた私も
電話で1時間も話しつづけられるようになったなんて、
我ながらだいぶ成長したものだと思います。
(ほんと、それくらい1年前は英語に自信が
なかったのです)

レイオフされていたらもっと気弱になっていたかもしれないけれど
とりあえず今のところは仕事もあるので、かなり強気のインタビュー。
というのも、新しい会社の募集している仕事の内容が
今私がやっていることとほぼ同じで、しかもこういう職経験の
ある日本人は、おそらくアメリカにはそうそういないはずだから
。今の仕事も会社は、5ヶ月以上人を探して誰も適任者が
見つからず、かなり困っていたところに私がやってきたというので
面接、即決状態。
でもこの仕事、自分から探そうと思ってもなかなか見つからない
職種で、たまたま募集広告があった時にゲットしないと
そうそうチャンスはやってこない。逆に、企業の方にしてみても
「人材を見つけにくい職種」なのです。
というわけで、会社を変わる可能性が強くなってきました。

ちなみに買収先の新しい企業から、新しいオファーレターを
もらい、本日サインしました。オファーレターとは、企業に働く際に
年俸いくらで…と書かれた紙のことで、アメリカで就職する際は
これにサインして「労働契約成立」となります。
とはいえ、カリフォルニアはEmployment at will、つまり自由意志による
雇用関係なわけで、契約に期間が指定されていない限り、いつ
企業はレイオフしてもいいし、逆に社員はいつ辞めてもいいのです。
通常2週間引継ぎでいるのがベストですが、そんなことをするのは
寿退社の人くらいのもので、普通は1日かそこら引継ぎをして
即休暇に入り、そのまま辞めちゃいます。これが日本とアメリカの
大きな違いですよね。でも、新しい会社に雇用される前に
リファレンスチェックというのがあり、元の上司や同僚3人の
連絡先を提出しないといけません。で、オファーの際に必ず
新しい会社は、これらの人々に勤務状態、給与額などを聞くので
(上司の場合のみ)
できるだけ、元の上司とはいい関係でいるべきです。
ちなみに現在その会社にまだ働いている場合は、
新しい会社のオファーレターにサインするまで、連絡はできません。
(以前、会社を辞める前に新しい会社のHRが元の会社のHRに
給与額の問合せをし、非常にビビッた記憶があります。これって
はっきりいって訴訟モンの「やっちゃいけないこと」です。結局
その直後にオファーを受け入れたのですが…)

脱線してしまいましたが、買収先のオファーレターに書かれていた
給与額は現在とまったく同じものでした。下がらないだけいいと
思うべきかもしれませんが、インタビューした会社の給与額は
それよりはるか上なので、やはり引き続き転職検討中です。