またしてもレイオフ


昨日またしても会社でレイオフがあった。
社内の友人から夕食時に電話があったので
なにごとかと思っていたら、6時に退社し、家に
買える途中で、派遣会社から電話があり
「実は今日があなたの最終日でした(ようするにクビ)」といわれたんだそう。
結局、彼女を含め、11人のテンプスタッフ
昨日付でレイオフとなったらしい。

前回うちの会社でレイオフがあったのは4月。
アメリカの会社では、1年を3ヶ月ごとにわけ
1〜3月を第2クォーター(Q1)、4月から6月を第2クォーター(Q2)
と呼んでいるのだけれど、このクォーターの終わりや始まり
が最もレイオフが盛んな時で、今回のレイオフ
Q4の収支決算が出た時点で、急遽
決まったものらしい。
12月には、派手なクリスマスパーティをし、
代表が「今期は完全なキャッシュフローポジティブ(黒字)」
といってたのに。てんであてにならない。

社内では「レイオフといってもテンプだけだし、あせることはない」
みたいな雰囲気だけれど、私にとっては大ショックだった。

アメリカの会社では、レイオフは通常、金曜朝などに行われる
ことが多い。朝ひとりずつ呼ばれ、そのまま退社。ほとんどの
場合、デスクに戻ることも許されない。場合によっては
警備員などがついて見張られて退社ということも多い。
(コンピュータ管理者など)
ちなみにコンピュータもロックされ、アクセスも不可能。
机の中の私物などは、HR同伴で自分で持ち出せる場合
もあれば、今回みたいに「FeDexで送るから」とそっけなく
いわれることもある。
こういう冷たさ、私には理解できないけれど、アメリカでは
よくある話だ。

日本だったら、最近はどうか知らないけれど、そもそもレイオフ
なんて滅多にないし、あったとしても事前通告があることが
ほとんどだ。手当てやその後の就職先の紹介などしてくれる
企業もあるらしい。アメリカでは、一部の企業をのぞいて
これまで会社に一生懸命尽くしてきたとしても、
レイオフされたらそれでおしまい。セールスなど他社とやりとり
をしている社員のレイオフの場合は、誰かがフォローアップ
することになるのだけれど、それもとってもいい加減。
引継ぎなしに突然「だれそれは辞めました。今日から私が
新しい担当です」となる。

アメリカ社会。やっぱり私には理解できない。