念願のクリスマスツリー


先週末、念願の生のクリスマスツリーを購入しました。
子供の頃、映画やテレビで生のツリーを見て、すごく
憧れていたのです。
アメリカに来てもう4年ですが、最初の2年はアパート暮らしで
しかも超貧乏生活をしていたため、生のツリーを買うなど
思いもよりませんでした。

家を購入したのは2年前ですが、その時は年末から日本に
出かけるたりとあわただしかったため、ツリーを見送り、
そしてようやく今年その夢がかなったというわけです。

うちにはツリーが4個あって
2個は偽物ツリー。中と小です。これはアメリカの激安スーパー
マーケット、「Target」で、5ドルくらいで買いました。
で、生ツリーは小と大があります。小はスーパーで5ドル。オフィス用に
購入したのですが、なぜかまだうちのダイニングにあります。
小さいので形は悪いけれど、鉢植えなので年があけたら庭に
植えようと思ってます。

で、大ツリーはこの時期、アメリカで5マイルごとに駐車場や空き地などに
作られたツリー販売特設会場で買ったもの。
ガーデニングショップで80ドルしたものが、この特設会場ではなんと半額で
買えました。大といっても、車の後部座席に横倒しにしてちょっと頭が
窓からはみでるくらいのこじんまりした大きさのものです。
こちらはカットしてあるので、切り口のところの水を替えつつ
約2週間もたせるのですが、暖房が入っているため部屋が乾燥すると共に
葉がぱりぱりになってしまうのが難点です。

ところで今年ツリーを買ったのには、1つのきっかけがあります。
それは11月に訪れたシカゴのとあるミュージアムで、期間限定の展示
として、世界のクリスマスツリー展をやっていたからです。
それぞれの国の団体から飾りを用意してもらい、飾りつけた約40の
ツリーは、個々の国のお国柄が出ていてとても素敵でした。
日本は寿司の飾りや折り紙、ポケモンがついていた他、ハワイのは
アロハシャツやお決まりのサーフィンをするサンタの飾りものなど、
メキシコはテキーラグラスやギター、カウボーイハットやブーツなど。
そしてヨーロッパのいろいろな国のツリーのうち、私が一番気に入ったのは
ギリシャのツリーでした。ギリシャのシンボルカラーである、ブルーと
白を使ったツリーは、いろんな色が混じって、ともすれば
ごちゃごちゃした感じの
するツリーと違い、とてもシンプルで印象的だったのです。
これを見た瞬間、「よしツリーを買おう!色はブルーと白で飾りつけよう!」
と思ってしまったのです。その後、少しずつ飾りを買い集め
かくして我が家にツリーがやってきたというわけです。

ちなみに特設会場、さすがにツリーがたくさんあるだけあって
めっちゃいい匂いで、森林浴気分が味わえます。
もうツリー買っちゃったけれど、今週末また行ってこようかな?