はじめての腰痛体験!


うちの母は腰痛の持病持ちだ。何度も痛がってるのを見ている。
だが、まさかその痛みを私も経験するとは想像だにしなかった。

それはとある晴れた金曜のランチタイムのことだった。
いつものように、意気揚揚と(嘘ばっかり。いつも嫌々です)
オフィスから歩いて5分のところにあるジムに行き、着替えをすました
後、さぁて今日は先にちょっと一走りするかな?って
思ったんだけど、なんだか腰が痛い。
これはストレッチでもしようと、横になって
足を横にしたとたん、なにかが起こった。
痛いなぁと思い、そのままストレッチを続けた。
で、今日は調子が悪いやと気にもとめず立ち上がった。
げ、なんで腰痛いの?と思いつつ、スレッドミルで走ろうと
したんだけれど、階段がのぼれない。
ようやく何かがおかしいと思って、更衣室に戻る。

痛みはじょじょに増していき、さすがにヤバイと思う。
さいわい、うちのオフィスにはフィジカルセラピストの学校に通ってる
アレックス君がいるので、彼に相談しようと思い、痛い体を
ひきづるようにしてオフィスに戻る。

「こういうの、3日くらいただ安静にするしかないんだよね」と頼みの
綱のアレックス君。明日はフラなのに、やっぱ踊っちゃだめ?
と聞くと、日本語のできる彼に「なにゆうてんねん」と関西弁で
お説教されてしまいました。トホホ。

で、一応仕事に戻ったものの、座ってるだけでめまいがしてくるほど痛い。
2時間後、夫に迎えにきてもらって(金曜日だから早く帰ろうと思って
カープールしてたのだ)おうちに帰る。夫は今仕事が
暇だから、「やったー」と単純に喜んでいる。

で、どうやらこれがいわゆるぎっくり腰だと気がついたのはその後の
こと。英語ではstrainedとかthrow my backとかいうから変に
感じなかったんだけど、日本の母に電話で腰をいためた
といったら、すかさず「あんたそりゃぎっくり腰だよ」といわれ、
非常にショックを受ける。ぎっくり腰って、まだ私の年じゃ
早いよーと思ったものの、インターネットで検索してみると
十代でもなるものらしい。

ようするに、普段使ってない筋肉を使ったり、違う方向に動かしたり
そういうことで、簡単に筋肉をいためてしまうのだそうだ。

夫もぎっくり腰をしたことがあるので、あれこれとアドバイス
してくれる。で、1日たって痛みがひいた後
「さぁエクササイズしようねー」と畳の部屋(実はうちにはアメリ
だっちゅーのに、畳のなんちゃって日本ルームがある)に
連れて行かれ、腰のエクササイズをする。
で、これが実によく効くのだ。
最初はよけい痛くなるのでは?と思っていたら、めちゃくちゃ
効く。もうすぐうちの母がやってくるので、これは教えなきゃ!と
思ってるわけです。

あぁでも、もう5日もたったのに、まだ長時間座ってると痛い。
擬似老人体験中の私でした〜