オランダすごーい!


いや〜朝日新聞のコム版で読んだんですが、オランダでついに
同性間の結婚を認めるんですね。合法ドラッグといい、オランダって
ほんと、すごい国だわ。
私はゲイ&レズの友人がけっこう多いのですが、彼らいわく、
ホモセクシャルがいいかどうかはともかく、
現実にカップルとして何十年も共に過ごし、夫婦として生活している
人がいるんだから、法律上も配偶者としての権利が認められるべき」
という主張が大半です。たとえば片方が死んだ時や、別れた時、
法律上の「結婚」をしていないために出てくる問題がけっこう多いんだ
そう。いわゆる財産分与とか、そういうモンダイですね。
たとえば極端な話、三十数年も一緒にいたゲイカップルで、
片方が実は以前女性と結婚していて、子供がいた場合、
ゲイの配偶者には相続権がなく、すべて子供(死ぬまでまったく連絡を
とっていないなんていうことも、ままある)にいってしまう
または、ゲイだということで家族から追い出されていたのに、生前は
まったく付き合いのなかった人に財産がいってしまうなんてことも
あるよう(通常は遺言書などを書いてこういったモンダイを避けますが、
突然亡くなったりすると、それこそ大事だそうです)

ちなみにススんでいる会社だと、そのへん配慮して性別を問わず
「同居人」を保険の受取人にしてくれたりなどするところもあるようです。
(ちなみにうちの夫の会社は、パーティの招待状にはyour spouse or significant oneを連れてきても良いなどという書き方をします。)

アメリカでも、同性間結婚を認めようとさせるグループがいっぱいおり、
各州でこの問題に関する州民投票を行ってますが、先日もハワイで否決されました。カリフォルニアでも確か次回の議題に入ってますが、これも否決される
とみられています。
アメリカって、やっぱりそのへん保守的な人がめちゃめちゃ多いからなんです。銃の規制がままならないのも、そのへんの理由によるものです。カリフォルニアは、全米でも最も進んだ州(禁煙法がそのいい例)といわれていますが、カリフォルニアでだめなら、もう他の州ではのぞみはないとまでいわれています。

というわけで、日本でもそうだと思いますが、いまだにゲイの結婚=
養子縁組という形をとらざるを得ないのがアメリカの現状のようです。