かわって土曜日は、またまた結婚式


忙しい。宿題いろいろ山積みなのに、土曜日はまたまた結婚式である。
主人の会社の同僚で、元アシスタントだったフィリピン系アメリカ人の
マロニー(以前タコ・チューズデーという毎週火曜日のタコスパーティの話に出てきた人)と、
弁護士のカールの正式な結婚式である。

正式な…というのは、実は2人は約一年前にタイ式のトラディショナルウェディングを内内で
済ませているからで、本当はこっちの方に私は興味があったのだけれど、これは家族だけで
やってしまったので、見れなくて残念。

しかし、昨日行われた、西洋式の結婚式もめちゃめちゃすごかった。
2人の親がどういう仕事をしている人なのかは知らない。でも、きっとどちらかの親が
実は財界の大物?というか、上流階級の人に違いないと思う。

というのは、式が行われたのはロサンゼルスのダウンタウンにある
ウェルズファーゴ(銀行)ビルの49階で、そこはプライベートビジネスクラブ専用のめちゃめちゃ高級な
ところだったのだ。

そうとは知らず、こんなところにレストランなんかあるの?と思っていったから、中に入り、
ずらりとビジネスマンの肖像画かなんかが並んだロビーを通され、ひじょうに驚いた。
ニューヨークじゃないが、こう窓の向こうにはビル郡が広がり、ロサンゼルス上を見渡せるような
摩天楼の最上階で式とレセプションパーティが開かれました。
窓の向こうには、アメリカ3大会計事務所として知られる、デトロイト・トーシュの名前が掲げられた
ビルが見える(いい宣伝だね〜!)。いくつかのビルの屋上には、緊急着陸用のヘリコプターのとまる
発着所がある。ふだんは見れない、上からのロサンゼルスの眺めに、目がくらくらしてしまった私です。

もともとマロニーは品がいいというか、ちょっとお嬢様っぽい趣味の人ではあったけれど、
式中はクラシックのカルテットが音楽を演奏し、レセプションではこちらは打って変わって
ジャズの生演奏。アメリカにきて、いろんな結婚式に招かれましたが、
やっぱりこれが一番お金のかかった結婚式でした。

私が自分の結婚式のフラワーアレンジメントをぜんぶやったと聞いて
最初は私に花を頼もうかと思っていたマロニー。はっきりいって、この
ゴージャスな結婚式を見た瞬間、
「あーあの話、引き受けなくてよかった!」と、心底思いました。

ふたりはこの後、タイへ新婚旅行。
お幸せに〜!