またまたネットのお話


先日ニュースになってたネタだけど、ヤフーのオークションで
ナチス関連の品が売りに出されていたということで、フランスの
政府がヤフーに対し、フランスでの営業停止?を命じるとか
命じないとかいうネタがあった。
で、ヤフー側の言い分は、「みたくない人は見なければいい」
アメリカの法律ではこれは合法だ」というもの。
なんというか、このニュースを読んで、
インターネットはまさに無法地帯だと思った。

そもそも、インターネットには国境がない。サイトを運営する
会社のある地点の法律が一般的には適用されるはずだけど、
見る側は、アクセスさえ可能であれば世界中誰でもオーディエンスになれる。
ネットへのアクセスが可能でされあれば、たとえば宗教上の理由によって
ヌード写真が禁止されている国の人にも、無制限に自由が与えられたわけである。

それがいいことかどうかはなんともいえないが、
問題はこれまで何度も問題になっているように、取り締まる方法がないということ。なんというか、久々にそれを改めて考えさせるニュースであった。

フランス政府がヤフーにフランスでの営業を停止したと仮定する。
それが司法処置であったとしても、たとえヤフーフランスが
なくなったとしても、国民がそれを見るのは誰も辞めさせることが
できない。おそらくネットの法律を今後作ることがあれば、
それは少なくとも国連加盟国全体で有効にするなどの処置が
なければ、まったく無意味になってしまうだろう。

なーんて思っちゃいました。
あれ?日系人ネタはどこへ???