スーパーでの光景


今日ラルフスというスーパーでお買い物をして帰ってきた。
Express Lane(*)に並んでいると、前に女の子が2人いて、そのさらに前のおじさん、おばさんと
楽しそうに話している。女の子たちがうーなんだっけど忘れ。日本でちょっと前に大ブレイクした
ハンドル付きのスケボーみたいなやつ。あれを抱えていたので、絶対日本人だと思ったら
やはりそうだった。おじさんおばさんは知り合いかと思いきや、たまたまここで出会った人たちらしい。
会話を盗み聞きすると…
「おじさんはね〜オリンピックの頃にアメリカきたんだよ〜。あんたたちどこから?」
「おーさかー」
「いつまでいるの?」
「あと5日。2人でレンタカー借りて旅行してるんですよ」
みたいな調子で会話がはずんでいる。
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アメリカに住んでいると、時々こうして何十年も前に日本からアメリカに渡ってきた
日本人に会うことがある。最近はローカルのようなふりをして(実際そうだけど)
生活しているので、あまり話し掛けられることはないが、
アメリカに来た当初は、いろんな場面で勝手がわからず困っているときに
郵便局やDMV(*)などでこうした人たちに助けられたものだった。
おかしなもので、困ったときに声をかけてくれるのはたいてい
滞米年数が長い人たちで、来て数年程度の人たちはなぜか
同胞が困っているのを見てもしらんぷりをする人が多い。
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日本人の特徴として、「知らない人には話し掛けない」というのがある
けれど、アメリカ生活が長い人は日本人でもフレンドリーになるし、
まして長く日本に帰ってない人は日本人と見ると、懐かしくなって
気安く話し掛けてくれるのかもしれない。
余談ですが、アメリカ人はバス待ちをしていても、スーパーの列に
並んでいてもすぐ話し掛けてくる。
私はそういう時、思いきり話にのってしまう。
知らない人と話をするのが楽しいというと、日本では
怪訝な顔をされるが、こちらではごく当たり前なことだ。
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Express Lane…1回の買い物が少数(通常6〜10点まで)の人が利用できるチェッカー
DMVカリフォルニア州運輸省?交通局、免許の発行や車両登録などをするところ。