50th Annual Grammy® Awards!
うっかりしていて今頃気がついたんですが、先ごろ、第50回グラミー賞ハワイアンミュージック部門のノミネートリストが発表されました。
Ka Hikina O Ka Hau (The Coming Of The Snow)
Keola Beamer
[Dancing Cat Productions]
Hawaiiana
Tia Carrere
[Daniel Ho Creations]
He'eia
Cyril Pahinui
[Dancing Cat Productions]
Hawaiian Blossom
Raiatea
[Raiatea Helm Records]
Treasures Of Hawaiian Slack Key Guitar
Daniel Ho, George Kahumoku, Jr., Paul Konwiser & Wayne Wong, producers
[Daniel Ho Creations]
相変わらずスラックキーギター強し!ではありますが、今年も昨年に続き、ライアテアちゃんが入ったのがウレシイところです。今年で4年目ですが、毎回メインランドで唯一!?受け入れられている「ハワイアン」音楽、ボーカル吹き込みナシのインストゥルメンタルばかりが注目されており、純粋なハワイアンボーカルが受賞できないので、ハワイの音楽ファンはグラミーなんてアホクサ!と怒ってる人もいるそうです。(ナーホク・ハノハノ・アワードの方が純粋なハワイのハワイアンミュージックファンのための賞ですからね)
Tia Carrere(ティア・カレル)、この人、どっかで見た顔だなぁと検索してみたらば、なんとこの方、ハワイ生まれの女優さんで、あの、90年代の大ヒットオバカ映画、「ウェインズ・ワールド」で主人公のセクシーなガールフレンド、カサンドラを演じ、その他にも山ほど出演作のある女優さんだということが分かりました。(あのリロ&スティッチにもリロの姉、ナニ役の声で出演)
ティア・カレルはホノルルの少女時代からもともと女優ではなくシンガーを目指しており、自宅にレコーディングスタジオがあるというだけあって、歌唱力はお墨付き。それでも、何年も地道にハワイアンミュージックをやっていた人でなく、すでに本土のエンターテインメントシーンで知名度のあるハリウッド女優がポッと出したハワイアン!?アルバムでノミネートされちゃったってことで、面白くないヒトもいるんだろうなぁと想像してしまう。(ちなみにティアは、リロ&スティッチで「アロハ・オエ」とか歌ってます。フツーに素敵な歌声で泥っぽいハワイアンが苦手の本土の審査員にもこれなら受けるだろうなぁと…)
ティア・カレルについては、LA在住敏腕アーティスト&プロデューサーのダニエル・ホーさんのサイトを。
そしてこちらは、ホノルルアドバタイザー紙のグラミー関連記事
Hawaiian Blossom | |
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