早くもファンドレイジング


今年夏にアメリカ本土の某所で行われる、ごく小さなだ〜れも聞いたことがない遠方のコンペに出ることになった。
私の予想では、かなりフェスティバルに近い超マイナーなイベントだと思うのですが、22名の新人チームはもうやる気まんまん。
すでにメーリングリストが作られ、毎週集まって自主練習。そしてコンペ参加のためのファンドレイジングミーティングまである。


私は日本でフラを習ったことがないのですが、日本では遠方のイベントやコンペに参加する際、費用は全額自己負担になると聞いています。


が、しか〜し、これは日米のカルチャーの違いか、アメリカではこの時とばかりにファンドレイジングが行われます。皆で協力してチーム全体のためにお金を集めて、少しでも自己負担を少なくしようというのがその目的。


資金集めのために何をやるかは、ハラウやチームによってもさまざまだと思いますが、私のグループには本職のファンドレイザ-(アメリカでは非営利団体などで、資金集め専門のプロがいます)がおり、またアカウンタント(会計士)が二人いるので、もう彼女たちがプランを練ったり、専用の銀行口座を作ったりで大張り切り。その上、ハラウ内に旅行エージェントがいるので、ホテルや飛行機は彼女に頼んで安くしてもらい…と、もう自分たちで何もかもプランをたてます。


クムも「じゃ、頼んだよ」という感じで、生徒たちまかせ。もちろん1つ1つ生徒の代表がお伺いをたて、許可を得ながら進めるので、クムも進行具合は把握していますが、こういう雑務は有志の生徒がやるのがうちのハラウの伝統。だからこそクムはフラを教えることのみに集中できます。


たぶん日本だったら、先生がすべてをコーディネートし、生徒はいわれた金額を払うだけっていう感じなのかな?たぶんアメリカでも、ハラウによっては日本式のやり方をしているところもあるだろうけれど、個人的には今のうちの生徒参加型のやり方が好きです。
ちなみにチームの中には、医師もいます。急病になったらヨロシク!