ビーチで練習


引き続き、マウイのKa 'Aha Hula ‘O Halauaola 2005*1のオープニングセレモニーのための練習で、今回はいつもの公園ではなく、ビーチに行ってきました。


私以外のメンバーは、すでに何度かビーチで練習をしているのですが、私は今回が初めて。サンタモニカにはshutters on the beach(シャッターズ・オン・ザ・ビーチ)という名前の高級ホテルがあるのですが、ここは文字通りビーチの目の前に建っているホテルで、ちょうどここのすぐそばの遊歩道で練習しました。


アメリカはサマータイム*2を採用しているので、夏時間の間は夕方8時半くらいまでかなり明るいので、外で練習するのにもってこいです。


夕方、この付近はサイクリングする人、ジョギングする人、ローラーブレードをする人、ただ歩く人と、いろいろな人が通ります。観光客もいますが、大半はローカルの人たちで、夕方仕事や学校が終わった後、ここで一汗流したり、ゆっくりした時間を楽しむのがライフスタイルの一部になっているようです。


さて、そんな中で突如はじまったカヒコの練習。アウアナならともかく、カヒコは一歩間違うと、かなりアヤシイ雰囲気です(ハワイ語の響きがお経のようだし…)。最初はすわなにごとか?とホテルのバルコニーから人がのぞいたりしていましたが、危険はなさそうとわかると、皆ちょっとながめてはすぐ姿を消しました。


通る人の数が多いので、最初は恥ずかしい!という気持ちもありましたが、海を正面に見すえ、潮風を頬に受けながら踊るののなんと気持ちいいこと。少しずつ暗くなっていく海の遥か向こうに、ハワイを感じました。この海の2500マイル向こうにハワイの海がつながっていると思うと、かなり気が引き締まります。*3


この日は2月から練習を開始し、初めて全員が揃って練習できた日でもあります。マウイまで2ヶ月を切りました。いよいよ土曜は、クムの前で踊る日です。クムにこれじゃダメだとガッカリされないよう頑張ろう。

*1:ワールド・コンファレンス・オン・フラ/World Conference on Hula/Ka‘Aha Hula‘O Hālauaola 2005 。関連の日記を読む場合は、上の検索窓で「マウイ」と入力してみてください。

*2:サマータイム和製英語で、「夏季」という意味にしかなりません。英語ではdaylight saving timeといいます。メインランドの多くでサマータイムを導入していますが、ハワイやアリゾナではサマータイムを導入していません

*3:「人がいるところで練習しないとダメ。そう、海に行かなくちゃ」と行ってくれたアラカイに感謝