メモリアルデー＆カヒコ練習ラストスパート

アメリカでは今メモリアルデーの３連休。昨年と違って、今週末はホイケの練習がなく、ちょっとのんびりムード。

でも、７月のマウイのカンファレンス向けの練習（オープニングセレモニーでカヒコを踊ります）は、もうすぐクムにお披露目をしなければならないので、先週から週４、５回という過密スケジュールになっています。クムにお披露目というのは、今回指導にあたっているのが、クムではなくアラカイだから。

うちには６人のアラカイがいるのですが、今回指導してくれているのは最年長（クムより年上）で現在ビギナーのクラスを受け持っている他、レイメイキングなども教えてくれる人。クムはいたって気さくな人なので、気軽に話せることは話せるのですが、人気が高いのと生徒の数が多いので、いつも順番待ち。そんなわけで、私はこのアラカイにいろんなことを相談しており、とても頼れる存在です。

今回オープニングセレモニーに参加する人は、上級レベルから２、３人。フラ歴３、４年は私を含めて２人、それ以外になんとフラ歴半年未満という人が６人もいます（うち４人はクプナとまではいかないけれど子供が高校生くらいの年齢）。はっきりいって初心者でいきなりカヒコ数曲、さらにはチャントまで覚えるというのはとても大変なことで、私は無謀だ…と思いました。

最初はウエヘってどうだっけ？ターニングカホロは？レレウエヘができない〜みたいなものすごく初心者なところからはじまり、２月から５月までの練習で、この初心者集団は驚くべき変身をとげ、かなりしっかり踊れるようになりました。これもアラカイが皆を信じてひっぱってきたこと、そしてそれに応えるために皆が努力した成果によるものだと思います。

恥ずかしいのはフラ歴４年の私で、基本的なステップはもう頭に入っているのに、練習不足で間違いばかり。本当に恥ずかしいです。

今日の練習では、本番と同じように芝生の上で練習したのですが、膝にテーピングを巻く人、腰を落とした姿勢から膝が痛くて立ち上がれない人などもおり、皆こんなになるまで練習しているのにと、本当に申し訳なくなりました。

オープニングセレモニーでは、初めて楽しむためではなく、祈りのためにフラを踊ります。だからこそ皆真剣です。上級クラスのようにうまくは踊れなくても、精一杯の努力を必ずハワイの神々は受け取ってくれると思います。マウイまであと２ヶ月。私も本腰入れて頑張らないと…

●写真はhttp://www.aarinfreephoto.com（英語サイト）から。"images courtesy of AarinFreePhoto.com"