IZ（イズ）のアルバムが通算２枚目のゴールドレコードに

皆さんIZこと、イズラエル・カマカヴィヴォオレ（Israel Kamakawiwo'ole）ってご存知ですか？

彼がレコーディングした「Over the Rainbow」は、映画（「ジョー・ブラックによろしく」）やCM（USではetoys.com)で使われ世界中で大ヒットし、没後何年もたつのに、いまだに売れ続けているハワイの大御所アーティストです。ハワイに行くと、あちこちで彼のCDが流れているので、おそらく一度も耳にしたことがない方はいないでしょう。

いまやすっかりハワイアンおたくになってしまった私も、最初は彼のCD「Facing Future」がきっかけでした。ウクレレを習おうと思ったのに、LAにはウクレレ教室がまったくなく、それじゃあフラでもやってみようかと思ったのがそもそもの始まりです。

★このアルバムに収録されているのが元祖「over the rainbow」。今回ゴールドレコード認定された「Alone in IZ World」とは微妙に声、雰囲気が異なります。たぶん同じ時にレコーディングしたテイクなんでしょうね。私のおすすめはもちろん、オリジナルのほうです。
私はこのCDにとにかくはまってしまい、IZ信者を増やすべく、過去30枚くらい買って人にプレゼントしまくってます。というわけでゴールドレコードになるのに多少は貢献してるかな。オーバー・ザ・レインボウも素晴らしいのですが、Kuhio Bay、Ka Pua U'i、Pili Me Ka'u Manu、White Sandy Beach of Hawai'iともう名曲揃い。日曜の午後、ハワイでのドライブ中、落ち込んだ時と、シーンを選ばず、もうとにかくこのCD１枚あれば必ずやハッピーな気分になれる１枚。いうまでもなく、私が無人島に持っていく１枚はこれです。（U2でもケアリイでもなく）写真のリンク先（AMAZON)で、音源聴けます。ぜひチェックしてみて！

残念ながら、いまだ彼の曲でフラを踊ったこともなければ、ウクレレも買ってはみたものの、すっかり埃をかぶっていますが、「自分でIZの曲に振り付けをできるようになること」、そして「ウクレレを弾けるようになること」という当初の夢は今も持ち続けています（実現には、あと数十年かかりそう）。

さて、とあるハワイアンミュージックサイトを見ていたら、IZの没後発売されたアルバム、「Alone in IZ World」がRecording Industry Association of America (RIAA)からゴールドレコードとして認定されました。ゴールドディスクになるには、50万枚以上の売り上げが必要で、これって言うまでもなくハワイアンのCDとしては、ものすごいセールスです。ちなみに私が彼のベスト作だと思う「Facing Future」は、2002年にゴールドレコードになっています。

★没後発表された追悼盤。彼のヒット曲がまとめて聴けるので初心者におすすめ。「Facing Future」のジャケ写をみて、ひく人多いようなので、こういうすっきりしたカバーにしたのかな？そのかいあって、こちらも大ヒット！
写真のリンク先（AMAZON)で、音源聴けます。ぜひチェックしてみて！

IZは1997年に38歳の若さで心臓病のため亡くなりました。彼の生涯に関しては、いつか機会があったらぜひ書いてみたいと思います。作家の池澤夏樹さんも大ファンだそうですが、私もハワイアンでは実は最も好きなアーティストです。生きている彼のライブを見れないのは、本当に残念です。