アリゾナ紀行


行ってきましたアリゾナ
主人が仕事でアリゾナはフェニックスに行くことになり、
あーじゃー連れてってーということで、金曜〜日曜まで
旅行してきました。飛行機は、いつも使っている
travelocity.comなどの旅行サイトでスケジュールを
チェックしましたが、aa.comの方が時間を細かく指定できる
(retailサイトでは、すべてのスケジュールを確認できない
ことがよくあるので、時間を指定したい人はあちこちのサイトを見る
のをおすすめします)のでエアラインのサイトの方でオンライン予約。
価格はたったの105ドル。車で行けば8〜10時間近くかかることを
思えば安いものです。


さて当日。朝9時の飛行機に乗る予定が、朝5時にAAからの電話で
たたき起こされました。なんと、当日フライトどたキャン!
最初は次の便は午後といわれたのですが、私の方はともかく
夫は仕事のミーティングがはいってたので、他社便への振替を主張。
結局8時発のサウスウエスト便がとれ、あわてて荷物をまとめて
空港に走ったのでした。


(サウスウエスト便は、なんとなく激安航空会社のイメージがありますが
サウスウエスト地域には確かに便数が他のどこよりも多く飛んでいるので
便利です)


約1時間半のフライトの末、ようやくフェニックスに到着。
着いた瞬間、「あつーい!」でもこの後、さらなる灼熱地獄の中を
旅するとは、その時は思いもしませんでした。

alamoのレンタカーを借り、夫をダウンタウン近くのオフィスに送り届けた後
私が向かった先はといえば、アメリカを代表する建築家、フランク・ロイド・ライト
建築学校兼ウインターハウス、Taliesin West(*)です。
昔働いていた雑誌の取材で、LAにある建築物を訪れて以来、すっかり
建築ファンになってしまった私。特に彼のひととなりがユニークなので
わざわざウィスコンシン州の実家や、お墓まで訪ねてしまうくらいファン。
というわけで、普通の人が訪れるであろう観光名所(*)には行かず、
ここで午後一杯を過ごしたのでした。


(*)Taliesin Westは、ウィスコンシン州のタリアセンによく似た建物で、でも
こちらの方がよく管理され手入れも行き届いていました。ライトならではの
ドラマティックな作りの建物、線と円が効果的に計算されたデザイン、アリゾナ
風景にマッチした色使いとどれをとっても素晴らしいの一言。
建築にまったく興味のない人も、ぜひ見てください。私自身建築なんてどこが
おもしろいの?と思っていたのに、ここまで見事にハマりました。
いわゆるごく普通のアート系にちょっとでも興味のある人なら誰でも
見ておもしろいと思います。


(*)そもそもフェニックスには、観光名所なんてあまりありません。
普通の人はアリゾナ=グランドキャニオンですよね。ちなみにフェニックス
から、スピリチュアル系の人には有名な街、セドナ、そしてグランドキャニオンまで
ドライブしたこともありますが、なかなか楽しいです。GCまでは寄り道しながら
約3-5時間くらいです。


夕方、夫をピックアップして今度は10号線を南下し、ツーソンへ。
こちらもネットで予約しておいたシェラトン系のゴルフリゾートホテルに
向かいました。ここはシェラトンの総合予約サイト、旅行サイト、
会員(無料ですぐ入会できる)サイト、ホテル独自のサイトと
いくつか値段をチェックしたら、なんとその差、230ドルから最低額は
78ドルまで幅がありました。ホテル自体が豪華そうだったので、
最低クラスでもいいかもと思い予約したのですが、
まんまと大当たり。山の見えるかなりいい部屋で、大きなプールとジャクジー
が使い放題、そしてもちろんジムなどの施設も完備。
同じ予算でホテル選びに迷ったら、ロケーションはもとより
やっぱり良いホテルの最低の部屋です。最低のホテルの最高の部屋とっても
施設自体が悪いんじゃお話になりませんから。

というわけで前編おわりー
つづきは明日(かな?)