新しい仕事


新しい仕事がスタートして、ようやく1週間がたった。
正直いって、最初の3日間は「いつ辞めようか?」と真剣に悩んだ。
それくらいハードな日々だった。
今ようやく2週間目に入り、落ち着いてきた。
人の多さにも慣れ、会社のFast Paseにも慣れ、とりあえず
右も左もわからないという状況からはは抜け出すことができたと思う。


これまでの会社と違い、規模が大きいだけあって、働いている
人材の優秀さにまず驚いた。MBAを持ってるとか、どこそこの会社に
いたとか、そんな細かなことは1つも知らないが、それでも
ミーティングなどで合う、プロダクトマネージャーや技術者、デザイナーが
てきぱきとしていて、頭の回転が速いのは話してみて5分でわかる。


そんな中に放り込まれて、英語が非ネイティブな人間がやっていくのは
並大抵の苦労ではない。
幸い、仕事自体はこれまで過去約3年、似たようなことをやってきたので
それなりの知識はあるが、会社がかわれば、当然仕事のやり方やシステム
も異なるため、学ぶことが多い。


たとえば、今までの会社では、誰かのデスクにいってちょっと5分話し合ってOK
だったものが、こちらでは1時間のミーティングをセットアップし、5人と話し合って
ようやくOKになると、そんな次第だ。
また、自分がミーティングをセットアップした場合は、会議前はmeeting agenda、
会議後meeting noteを書かなければならない。
これは英語がネイティブでない人間にとっては、人の倍近く時間のかかる
作業となる。なるべく文法のミスをおかなさいように、とは思うが、
そんなことを気にしていたら何時間もかかってしまうので、
「どうせ私は外人だし」と開き直って、間違いだらけの英語で書くしかない。
特に私が苦手なのは、to と ingの使い分けで
I recommend to XXXと書くと、いつも夫にそれは間違い!
必ず I recommend XXXing になおされてしまう。
(Word2000のスペルチェックでは自動に直してくれるのが有難い)
さすがに重要文書やレポートは、夫にネイティブチェックしてもらうが
そんなわけで、通常の文書は、でたらめ英語でなんとかしのいでいる。


ちなみに昨日は、結婚3周年記念だった。でも別になにもせず、
夕方からはフラダンスのクラスにいってしまった、私は悪い妻です。
夫からは、前からほしかった真中に小さなダイヤがついている細い鎖の
ネックレスをプレゼントされた。昨日、夫は風邪で早く寝てしまったので
かばんの中に「熱いメッセージ」を入れておいた。
読んでくれたかな?