なににでもなりたい私。


最近再び歯医者通いをしている。これまで通っていたサンタモニカに
あるアメリカ人の歯科医院が信用できなくなったので、ウエスト・ロ
サンゼルスにある日本人ドクターのところに通いはじめた。
で、これが大正解。非常におっとりとしたいい先生で、親身になって
1つ1つ図を書いて説明してくれる。これまでの人生で会ったことが
ないほど、親切なのだ。技術的にどうか?これは、まだ治療をスタート
したばかりで、しかも途中でスペシャリスト(アメリカでは神経治療は
専門医にまかせることが多い。私の場合は途中までここでやり、特殊な
ケースだったため、別の専門医に行くことになった)にかかってしま
っているので、まだわからない。でもこんなに親切な先生であれば
できるかぎりのことはしてくれるはずだと、素直に信頼してしまう。


さて前置きが長かったけれど、そんなわけで最近の私のなりたいものは
歯科医。ERを見れば医師になりたいと思うし、アリゾナに行って星を見れば
天体観測家になりたい。フードチャンネル(ケーブルの食べ物専門局)を
見てるとシェフになりたいし、チャレンジしてみたい職業は数え切れない。


そんな私が最もうらやましいと思うのは、役者さんだ。
その場限りではあっても、いろいろな職業を体験できてうらやましい。
でもそうはいっても、私がなりたい!と思うもともとの理由は、
もっと歯科治療について知識があれば…、もっと病気について知っていれば…
もっと星のことを知っていれば…もっと美味しい料理が作れれば…
という知識に憧れてのことなので、やっぱり役者さんじゃ飽き足りない
かもしれない。


いろんな職業のうち、職にしなくてもとりあえず知識だけでも得られそうなのは
弁護士に準じる、パラリーガル(弁護士のアシスタントではあるが資格取得が必要)
の知識。これは、大学などで講座がある(さすがにロースクールに行く
という考えはまったく浮かばない)。また、不動産に関する
リアルエステートエージェント。この2つなら、とりあえずいくつか
講座をとるだけで、基礎知識くらいは得られそうな気がする。


実際には今から勉強して、転職したい!ほど興味のある仕事はないし、
その気力はないけれど、とりあえず勉強だけはしてみたいのです。


ちなみに私はアメリカにきてから実際に新しく勉強したのは
フラワーアレンジメントとジュエリーメイキングというフェミニン系
(一時は、マジでフラワーデザイナーに!とも思いましたが
早起きが苦手なのであっさり断念)
この他、グラフィックデザイン、コンピュータプログラミングなどです。
来年はなにを勉強しようかな?