It was Sunday morning....


メモリアルデー(5月)に公開される、ベン・アフレック主演の
映画のタイトルなんだかご存知ですか?

その名も、ずばり「パールハーバー
内容は、第2次世界大戦中のハワイに住む男女の恋愛ものなんだそうですが
日本人にとっては、思い出したくない過去にスポットライトを
あてられるような感じがします。

日本が犯した奇襲攻撃という卑怯な宣戦布告手段、これに関しては
もう明らかな過ち以外のなにものでもないのですが、
「パールハーバ」というと、いまだに敵国日本、卑怯者の日本人
という短絡的な考え方になっちゃうアメリカ人多いんです。

映画にとっては重要な場面ですから、当然日本人が奇襲攻撃を
して大勢の民間人が死んでゆく場面もあるでしょう。
それは事実起こったことです。
でも、映画というのは見る人に強烈な印象を植え付けます。

たとえば小さな子供が見ていた場合、日本人=悪い奴ら
としてインプットされてしまう。
それがすごく恐ろしいのです。

事実に基づいたストーリーだから、なんの文句のつけようもないけれど
これが人種差別につながらなければと思います。

もしこれが逆の立場で、広島原爆映画が日本によって製作され、
ハリウッドで公開されたら(されるわけありませんが)
どうなるんだろう?

マッカーサーの教育のせいか、日本人でいまだに
アメリカを恨んでいる人って全然いないけれど
アメリカの都市部以外のところでは、軍関係者とその家族が
多いので、いまだに戦争を理由に日本嫌いな人いるようです。

これがただの危惧ならいいんだけど
アメリカに住む日本人としては、映画公開の与える影響が
非常に心配です。