One Hawai'i


ただいまサンタモニカのOne Hawai'i無料ライブコンサートから戻って参りました〜。いや〜サンタモニカ市に大感謝。無料とは思えない超充実したライブでした。いろんな国の出身者が集う多国籍都市、ロサンゼルスでは、しょっちゅう世界各地のパフォーマーを集めたイベントが行われているのですが、ハワイがテーマになることはめったにありません(一応アメリカなのでワールドミュージックのカテゴリに入らないし)。というわけで、今回ハワイがフィーチャーされ、さらにケアリイのような大物が登場で、びっくりでした。



出演者は先頃発表されたナーホークーハノハノアワードで、Song of the Yearを受賞したWeldon Kekauoha(ウェルドン・ケカウオハ)、ベテラン女性トリオ、Na Leo(ナーレオ)、そしてKeali`i Reichel(ケアリイ・レイシェル/英語ではライシェルのほうが本来の発音に近いかも)。


そしてNa Leoのゲストとしてフラを踊ったのは、な、な、なんと!日本でもファンの多い、アリアナ・セイユ(Aureana Tseu/メリーモナーク2007&2008のミスアロハフラ出場者)。お母さんのイヴァラニさんも一緒に来ており、まさに美人親子!長い手足と抜群の容姿で、彼女が登場した瞬間、観客(特にハワイアンに興味がないけれど、妻やガールフレンドに引きずられてやってきた男性たち)がおおぉ〜とどよめいたのが分かりました。


7時からはじまったコンサートで9時からのトリを飾ったのはケアリイで、彼のハーラウ、Kealaokamaileのダンサー2人と共に登場、Mauna Leo、Hanohano Ka Lei Pikake、Kawaipunahele、Mele A Ka Pu`uwaiなどを演奏。そして事前にまったく知らされていなかったのですが、やっぱり!出てきました。うちのクム、Keali'i Ceballos(ケアリイ・セバロス)。


DVD「 Kukahi」でもフィーチャーされ、おなじみ?になった例の海パン姿でPupu a`o `Ewa、そしてIpo Lei Momiを披露。今年■⌘a%*($#@▼才になるのに、いやー相変わらずそんじょそこらの若者をよせつけない、鍛え上げた身体で、出てきた瞬間から観客を湧かせていました(普段の練習でクムが上半身裸になることなんて、モチロンないので、周囲にいたハーラウの仲間も大喝采)。


来年、ケアリイ・レイシェルのハーラウ、ケアラオカマイレもメリーモナークにエントリーするそうですが(ケアリイ公式サイトからの情報)、いや〜久々に生で見たケアラオカマイレのダンサーの踊りも鳥肌モノでした。あそこのハーラウはわりにガッチリした大柄なダンサーが多いのですが、今回出演したダンサーも、大きな身体をフルに使い、しなやかで表現力豊かなフラをみせてくれました。


フラダンサーには二通りあって、スリムで細く長い美しい手足を使って魅せるタイプと、大柄でどっしりしつつも柔軟な動きでディープなフラを魅せるタイプがあり、今回出演したケアラオカマイレのダンサー2人はまさしく後者でした。1つ1つの動きの流れるようなしなやかさ、全身をフルに使ったダイナミックかつ柔らかい動作、フラって本当に体全体を使った芸術なんだなとあらためて実感。


何年習っていても、1つ1つの曲に対し、振りを覚えるだけが精一杯で、そこから先、tune upするところまで全く追いつかない自分に、ちょっぴり喝が入りました。


もうすぐホイケ、しのごの言わずに練習しなくちゃ。