キラウエアが噴火

ハワイ島がすごいことになってます。
なんとキーラウエア（ Kīlauea）火山のハレマウマウクレーター（Halemaʻumaʻu）が噴火し、ついに溶岩が流れ出しているそうです。これまでにも周辺で小さな噴火はいくつかあり、溶岩も多数観測されているのですが、ペレが住むというハレマウマウでの噴火は実に1924年以来のこと（2008年３月19日）。またこの場所で溶岩が観測されたのは1982年以来、約25年ぶり（2008年３月24日）だそう。ビジターセンターに行ったことがある方ならご存知かもしれませんが、「ペレの髪」、「ペレの涙」と呼ばれる、溶岩が髪の毛のように細長く固まったものや、涙の形に固まったものがすでに発見されているようです。

ハレマウマウの様子は、こちらのビデオで。

ペレが終の棲家として選んだハレマウマウから、ものすごい勢いで煙が噴出している様子を見ることができます。
風の音、鳥の声が混じった静けさの中で、ただもくもくと舞い上がる煙。
まさしく、Aia la o Pele i Hawai'i(ペレはハワイにいる）

この噴火の様子を見ていると、キーラウエアやペレのことを歌ったカヒコのメレの意味が、よりイメージできるようになるのではという気がします。

もうすぐメリーモナークがはじまり、多くのハーラウやフラ関係者もこれからハワイ島を訪れることになると思います。
皆どのような想いで、ハワイ島の地に立つのでしょうか。今年は、これまでのメリーモナークと何かが違う、そんな気がします。

ボルケーノ国立公園のサイトで最新の様子をチェックできます。
http://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm

■ペレの涙
http://volcanoes.usgs.gov/Products/Pglossary/PeleTears.html

■ペレの髪
http://volcanoes.usgs.gov/Products/Pglossary/PeleHair.html

追記：
たまたまyou tubeで見つけてしまった…
曲は、「Kīlauea」(Alice K. Namakelua)