Hula is life


今回で5回目のマウイ・ギャザリング(@Alina's Hale)に行ってきた。
これは、昨年マウイのWorld Hula Conference(右上プロフィール部分にロゴ)
に行った仲間でやっている自主的な勉強会。引率のアラカイが、マウイで習っ
たことを忘れないため、そしてせっかく培った仲間の絆をより深めるために2ヶ
月に1回ミーティングを開こうと発案し、続けている自主的な集まりです。


今回は、ちょうどLAでブラザーズ・カジメロのライブにダンサーとして来ていた、ハーラウ・ナー・カマレイのKさんも特別参加。彼はうちのアラカイと友達だったため、マウイで私たちのグループに合流。真夜中の海に行き、体を清めるため
に一緒に海に入ったり、パーティをしたり、深夜IHOPでおしゃべりしたりをした
マウイでの仲間。フラを通して、こうやって他のハーラウの人と仲良くなれるの
はとてもうれしい。ロミロミのセラピストでもある彼は、まさにそこにいるだけで、場の空気が癒される特別な「アロハ」を持った人。彼の存在にどれだけ私たち
は助けられたことだろうか。


この日は、彼が持ってきたカード(名前は不明。でもマナカードとかではありま
せん)を各自がひき、それに書かれた言葉を読んで、それについて自分の頭に浮かんできたことを各自が話すというTalk Storyの日になった。フラにもハワイ文化にもまったく関係ないプライベートな話が出たり、これまで言えなかったことを思い切って言う人もいたり、普段はあまり話さない人がたくさん話をしたり…あらためて皆のことをもう一歩深く知る1夜になった。


きっかけはフラだけれど、そこからどんどんいろんなことにつながっていく。そしてそれが、再びフラに反映される。


だからこそ、故アンティ・マイキは Hula is Life *1
といったのではないかと思う。
奇しくも、Kさんの師、ロバート・カジメロさんの師は、そのアンティ・マイキだったりする。


Some Call It Aloha...Don't Tell
Some Call It Aloha...Don't TellThe Brothers Cazimero

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ベスト・オブ・メレフラ Makani 'Olu 'Olu HULA Le’a Elua Only the Very Best of the Makaha Sons: Heke Wale Kaulupono

*1:フラは教室の中だけのものではないと最近よく思います。他の生活を犠牲にして、教室に缶詰で英才教育しても決して人を感動させるフラは踊れない。深い人生があってこそ、深いフラが踊れる。いろんな読み方ができるけれど、私はそう解釈しています。私が尊敬するもう一人のクムフラ、ナラニ・カナカオレさんいわく「ハラウ・オ・ケクヒの場合ですと、最低5年間いる約束をしてもらいます。そして、"優先順位3番目"にフラを置いてもらいます。どういう意味かと言うと、家族、仕事、そしてフラの順で優先順位をつけてもらうのです...」(ハワイ観光局サイト)。