Bono& RED


「U2のボノさん(爆)、またまたファッション事業へ参加」のニュースを発見。ボノがEDUNに続いて、アフリカのエイズ対策のための新ブランド、REDをスタートするそうです。EDUN鳴り物入りでスタートしたはいいけれど、はっきりいって売ってる店も少ないし、とっても高額なのにスカスカしたデザイン(たぶんアフリカ問題などに興味はないけれど、ファッションには興味アリアリの金持ちの坊ちゃん嬢ちゃんから、お金を踏んだくろうというコンセプト?)で評判はいまいち。


今度は、民間企業各社を巻き込んで、「利益が企業とエイズ対策に流れる仕組み」だそう。いわばチャリティーによる、資金集めの営利活動だ。


一般に、日本の企業とは比べ物にならないくらい、アメリカをはじめ、世界の企業や個人は献金活動に熱心だが(税制上献金が優遇されているため)、それでもチャリティー団体が本当に必要なだけのお金を集めるのは苦労がともなう。しかし、これが「利益も出るし、企業のイメージアップにもつながります」ということであれば、参加する企業も多いだろう。


というわけで、すでにこのプロジェクト、大手企業のAMEXやGAPが参加を表明。AMEXからは、まず赤がテーマの新規クレジットカードが発行されるそうです(イギリス国内)。



ボノ語録

"I'm calling it conscious commerce for people who are awake, people who think about their spending power and say: 'I've got two jeans I can buy. One I know is made in Africa and is going to make a difference and the other isn't. What am I going to buy?' " Bono said.


これは自分の使うお金のもたらす違いが分かっている人のための「意識的な消費活動」だ。2つジーンズがある。そのうちの1つはアフリカ製で、それを買うことによって何かを変えることができる。もう一方はただのジーンズ。「どっちを買うか?」と自問する人のためのね。(拙訳)


一部では売名行為とか、何でもやりたがりのボノと呼ばれてますが、私はこういうボノやU2の活動、本当にすごいと思う。
お金を稼ぐ必要も、これ以上名前を売る必要もない一人の人間が、自分のロックミュージシャンとしての知名度を「利用」して、少しでも何かを変えようとしている、ただそれだけのことだと思う。慈善活動をして、いい気持ちになりたいだけだったら、ただだまってお金をぼんと寄付すればいい。でもボノはそうじゃない。どうしても体が動いてしまう。こういう熱いところは、若き熱血ロックシンガーで、野外のライブになるとすぐ高いところに登ってしまう(80年代のライブ映像を見ると、いつも高いところに登ってます。それで落ちて怪我したことも多々アリ)、あの頃からちっとも変わっていない。



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