憧れのハワイ暮らしが実現する?

2007年度グリーンカード抽選プログラム

グリーン・カード


書こう、書こうと思っていて忘れていた今日の話題はこれ。
ハワイに住みたい!LAに住みたい!と海外移住を夢見ている人、けっこう多いのでは?でもそう思っても、まず問題になるのはビザ。


私のところにも、「海外で働きたいです。どうやったらビザとれますか?」なんていう質問が時々来るんですが、働くことのできる就労ビザ、実は取得がとっても大変なんです。これがない限り、憧れの海外暮らしも3ヶ月止まり。しかも、ビザナシのウェイバープログラムで長期滞在し、何度もアメリカを往復すると、必ず何度目かには移民局でとめられます
(例:毎年3ヶ月ずつアメリカに3回滞在など)。


ましてや不法滞在、不法労働などして、移民局に見つかると、10年くらいアメリカに入国できなくなります。で、この就労ビザを取るにも、いろんな条件があり、専門職を持ったプロフェッショナルのみという限定事項があるので、原則は4年生大学卒業者を対象としていますが、短大卒だったら同じ職種で経験6年以上とか大学との専攻科目が一致していないとダメとか、アメリカ国内で同じ仕事をできるアメリカ人が少なく外国人を雇わねばならない確固とした理由があるとか、そりゃーもう難しいんです。


寿司職人やプログラマーはビザがとりやすいのですが、たとえばネイルアーティストだと専門職とはみなされず、またアメリカ国内でも需要は足りているってことでダメとか、職種もかなり限定されます。というわけで、就労ビザを取得するのはものすごく難しいことなんです。(ちなみに私自身も、H-1という就労ビザを取得してアメリカに住み始めました。この苦労話はまたいつか…)


で、この問題を解決してくれるのが、抽選によるグリーンカード。申し込み資格は、「大卒」を基準とした就労ビザと違い、「高校卒業以上」なのもポイントです。実は当選した後も、インタビューがあったり、大量に英語の書類も揃えなくてはならないなど、当たった後もやっぱり大変なのですが、当る確立、ものすごーく低い*1ので、それは当ってから考えてもいいかもしれません(弁護士に頼まないと自力では、ほぼ無理です)。


とりあえず運試しってことで、海外で働きたいと思っている方は、応募されてみてはいかがでしょうか?


申請期間
2005年10月5日から12月4日アメリカ東部時間午後12時まで


申請代金
無料!
登録代行業者に依頼しても、当選確率には変わりはありません。


申請方法
www.dvlottery.state.govよりオンラインでのみ受付。応募時に、規格サイズのデジタル写真が必要です。


注意点
1人につき、受付は1回のみです。個人と業者代行と2回に分けて応募すると無効になります。当選者には、2006年5月から7月の間に当選通知が送られます。


★上記の情報に関しては、大変申し訳ありませんが、メールなどで英語の質問やご相談に応じることはできません★

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*1:私も日本に住んでいた時、何度も応募したことがあるのですが、まったく当らなかったので泣きながら就労ビザを取得することになりました