とあるロサンゼルスに住む日本人の1日

私はアナログ派?なもので、手書きでHTML書いてサイト作ってたんですが、ついにブログに屈しました。楽、楽すぎる〜
というわけで、今日が初日。何も書くことがないので、今日の一日を書く。


朝6時半に子供(たち)に起こされる。夫は7時前に会社へ。夫は現在、働きながらUCLAMBAコースに通っている。今日は学校が4時からはじまるので、職場にも早く行く。昨日彼が寝たのは何時だろう。毎日9時に子供が寝ると同時に一度寝て、12時頃おきて3時頃まで勉強して、また朝6時に起きる。そんな生活をもう2年半も続けている。MBAなまはんかじゃない。これが果たして将来役に立つかは疑問だけれど、終わった後はそうとうな開放感があるはずだ。(夫も私も)


水曜の午前中は、サンタモニカのファーマーズマーケットへ。はっきりいって育児はつらい。それを乗り切るには、少しでも楽しいところにお出かけするしかない。というわけで、海のそばで散歩も楽しいサンタモニカに行き、生鮮食品を買う。毎回買うのは、みかん(SATSUMA種)、じゃがいも(栗くらいの大きさのが皮を向かなくても食べれて美味しい)、りんご。出来る限りオーガニックを買うようにしているので、けっこうな値段になる。みかんは15個くらい買って8ドル。じゃがいもは、極小20個で7ドル。りんごは4個で5ドルくらい。日本を離れて早くも8年目。もうこれが日本の物価と比べて、高いのか安いのかさえ分からなくなる。たぶん高いのではないかと思う。


昼近くになり、サンタモニカマーケットプレイスというショッピングモールのフードコートへ。ここの韓国料理の店で毎週ご飯を食べる。今ふと思い出したのは、もう10年以上前、私がアメリカに住む以前にも、ここへ来たことがあるということ。当時親しくしていたアメリカ人夫妻、ビル&コリーンを訪ねてロサンゼルスにはじめて遊びにきた時、ここに連れてきてもらったことがあるのを思い出した。コリーンは5年ほど前、肺がんで亡くなった。ビルとも連絡が途絶えてしまった。私がアメリカに住むきっかけになった人だけに、今彼女が生きていたらと、時々思い出す。


食事の後は家へ。子供は毎日12時前後からうまくいけば2時間、車に乗ると同時に寝てくれるので、まっすぐ家に帰り、子供をベッドに移して自分も横になる。唯一の休息時間だが、どうしても眠れない。いろんなことをうだうだと考えてしまう。


3時になり子供がおきだすと、庭に出て遊ぶ。これでいいのか?と思うのだけれど、子供たちは双子で、歩けるようになった頃から二人だけで遊ぶようになってきた。私はそばで見守りながら、岩井志摩子の小説を読む。金スマで彼女のことを知って、「おもろいエッチなおばさんの書くホラー」という言葉にひかれてリトルトーキョーの図書館で借りてみたのだけれど、いまひとつすきになれない。


夕方は5時半頃になると日が暗くなってくるので、家の中に入り、6時頃からは子供にビデオを見させながら食事を作る。アメリカの研究発表では、1日2時間以上幼児にテレビを見させるとADDになるという報告があるが、はっきりいってうちは2時間以上毎日テレビを見させている。いいのか、これでと思いつつも、家事のため、そして双子育児のストレス軽減のためにこうなっている。


夜8時半、子供就寝。考えてみると、子供中心の毎日だ。
自分はどこにある?仕事を辞めて育児だけになった最初の頃は、いろんなジレンマがあったけれど、いまや悩んでるヒマさえないくらいの毎日。人間、こうやって年をとり、女はオバサンになっていくんである。