ネットのメリーモナーク2005関連ニュースひろいよみ vol.2


メリーモナーク関連の記事(英語版)へのリンクです。
ダイジェストというか、自分で読んで、おぉーそうなのかーというところだけ
メモってます。興味のある方は、ぜひ自分でリンク先の英語サイトを
チェックしてみてください。


● 3/27 honoluluadvertiser.com

マヌー・ボイド(Manu Boyd)のハラウ(ハラウ・オケ・アアリイ・ク・マカニ/Halau O Ke A'ali'i Ku Makani)から今年出場する、ミス・アロハ・フラの候補者は、なんとアウアナであのアロハ・オエ(Aloha 'Oe)を踊るんだそうです。


メリーモナーク・フェスティバルでは、ハワイ語のフラに重きを置いているため、各ハラウが選ぶ曲の中には、ごく一部の英語をのぞいて全部ハワイ語で歌われたものでなければならないという決まりがあります。


今回ミス・アロハ・フラ部門に出場するプニヘイ・アンソニー(Punihei Anthony)さんは、カヒコではヒイアカと彼女の友人であるホーポエについての愛(友情)と喪失に関するメレを踊ります。


ホノルルアドバタイザー紙で、この記事を書いたワンダ・アダムスさんは、それと対比するように、マヌー・ボイドがアロハ・オエ(こちらも愛と喪失)をアウアナの曲に選んだのでは?と書いています。(面白い記事なので、後で時間のある時にもう少し詳しく書き足します。ぜひチェックバックしてくださいね


以下、3月31日に追加。

アロハ・オエは一般に作曲者のリリウオカラニ王女が、失われていくハワイ王国についての愛と悲しみを歌ったものといわれることが多いのですが、王女自身はそれを否定し、ラブソングだと生前言っています。実際、曲が書かれたのは、1878年にマヌー・ボイドの祖先であり、王室に使えていた エドウィン・ボイドの所有するマウナウィリ牧場を訪問した後に書かれたものだそうです。


アロハ・オエはフラの曲として踊られることはめったになく、またメリーモナークでは前例のないこととして、最初はこの選曲は却下されましたが、審査員の一人が味方になり、またアロハ・オエの曲の背景に深い関係のあるマヌー・ボイドが振り付けを行うということで、許可されました。その力添えをした審査員の一人、アリシア・スミスいわく


「このような曲を選んでフラで踊る場合、自分が正しいことをしている、それをするべき人間は自分だということに確信がなければなりません」



アロハ・オエをメリーモナークのアウアナに使うということはそれだけ大きな意味を持つことだということが、彼女の発言からもわかります。


というわけで、マヌー・ボイドのハラウから出場する、Kaiwipunikauikawekiu Punihei Anthony(カイヴィプニカウイカヴェキウ・プニヘイ・アンソニー)さんのアウアナ、ぜひ見逃さないように!