ロサンゼルスのスポーツクラブ

私は趣味でフラ(フラダンス)を習っているのですが、アメリカ生活で約10キロ(かそれ以上。汗)太ってしまったため、最近体が重くて仕方がありません。というわけで、一年発起して、これまで週1回がせいぜいだったスポーツクラブ(英語では単にGYM=ジムといいます)でのワークアウト(work out=運動)を週4回に増やすことにしました。太ったのには、子供を生んだから(しかも双子)というのもあるんですが、私の通っているスポーツクラブ、24 hour fitnessには託児所があり、平日は朝8時から午後1時、午後5時〜8時まで1時間2ドルで最高2時間まで預かってくれるのです(場所によって値段、時間異なります)。育児ストレスで、くたくたということもあり、もうこれを利用しない手はないってことで、ダイエットと育児ストレス軽減のため、もう通える限り通っちゃえということにしました。

ジムの会員費は、月夫婦で40ドルくらい(割引時に入ったので、安い)。ロサンゼルスには超高級なジムなんかもありますが、そういうところは月1200ドルくらいします。そういうところは、バレーパーキングサービス(車を玄関に乗りつけると係員が駐車サービスしてくれる。帰る時ももちろん車を持ってきてくれる)があり、タオルなどアメニティが充実していたり、相当すごいらしいです。

私が行っているのは、マジック・ジョンソンが経営に参加している、特別なジムで、うちから車で5分のところにあるため、最近まで通っていたサンタモニカのジムから移りました(というか、私のメンバーシップはどこでも行けるやつなので、旅行中もハワイなどで使ってます)。

マジック・ジョンソン・・・元プロバスケットボール選手で今は実業家。HIV感染者ということを公表し91年に引退したのですが、現在も元気に活躍しています。これもマジック!バーガーキングスターバックス、レストラン、映画館などいろいろ経営しています。ちなみにうちの近くには、彼経営のスタバもあります。


私は機械で一人で地道に運動するのが苦手なので、もっぱらグループレッスンに参加しているのですが、いわゆるエアロビ風のものは、やっぱりオバサンに人気(私です。私!)、ヨガやピラティスなどはわりと若い人が多いです(というか両方の層に人気)。PIYOというピラティスとヨガを組み合わせた新しいワークアウトもあるらしいんですが、こちらは未体験。あと、時々サンタモニカでやる、ボクササイズもストレス解消にいい感じです(パンチ!パンチ!バッキャロー!)。この他、サルサやヒップホップ、ストリートなどというタイトルの、踊りを中心としたクラスもあります。

うちの近くのマジック・ジョンソン経営のジムは、黒人のビバリーヒルズと呼ばれる?イングルウッドが近いという場所柄か?はたまたマジック・ジョンソン経営だからか、お客さんの9割が黒人です。最初はとてもカルチャーショックだったというか、アジア系が他にぜんぜんいないので、けっこう緊張しました(逆人種差別があるのでは?と)。

今までのところ、どいてよ!みたいにエレベーターでつきとばされたことが2回くらいあるのですが、たぶんそれは差別というより、ただの横柄なオバサンにあたっただけという気がします。人にもよるのですが、基本的にアジア系女性に対して、黒人の男性はすっごく親切です(思わず惚れ惚れとしてしまうような超カッコいい体を鍛え上げた人が多いので、ダンナにナイショですが、けっこうウキウキ)。そしてなぜか女性は、アジア系女性を毛嫌いする人もごくたまにいます(このジムでは会ったことがないですが。一般論として)。概して黒人のオバちゃんは、お話好きで、陽気な人が多いので、いまのところ私はここに通うのがとても気に入ってます。